静岡県立富士山世界遺産センター

東京、ソウル、香港に拠点を置き、複雑形状の設計・施工サポート、BIM導入、ソフトウェア開発等、建築分野への情報技術の導入に取り組んでいます。コンピュータを用いて建築・土木分野の効率化、デザインクオリティの最大化に貢献することが私たちの使命です。

PROJECT DATA

業務期間: 2016
所在地: 日本,静岡県
用途: 博物館
面積: 3411m2
クライアント: 佐藤工業・若杉組特定建設工事共同企業体
意匠監修: (株)坂茂建築設計
設計施工: 佐藤工業・若杉組特定建設工事共同企業体
オーナー: 静岡県

SERVICE CATEGORY

プロジェクト全体のBIM コンサルタントとして、3D モデルを活用し、施工に関するあらゆるサポートを行いました。現場事務所に3 ヶ月間常駐し、足場配置計画のための断面図作成、展示室内プロジェクタの配置シミュレーション、設計案の施工性確認、施工図上の不整合箇所を特定するためのソリューションに至るまで、さまざまな手法で施工を支援しました。また、木材格子の製作データの作成も行いました。約7000 本の木材の形状データに対して、個別に加工用機械のコードを生成しました。その際、様々なタイプの切断手法をスクリプトによって組み込んで作業効率を向上させています。加えて加工前木材に対して、材料の損失を最小限にするような加工データの作成も行いました。